フェイスシールド・マスク着用でのコミュニケーションのコツ

同朋大学社会福祉学部 非常勤講師 阿部邦彦

新型コロナウイルスの感染者、濃厚接触者に対してケアする場面、市中感染が広がりケアスタッフからの感染を予防するために、マスク・フェイスシールド、また個人防護具(PPC)を使用することがあります。
認知症の方が、普段見慣れない個人防護具をつけたスタッフからケアを受けることには、不安を感じることもあるかと思いますが、次のような点に留意することで、認知症を持つ高齢者とも十分に安心感のあるコミュニケーションを取ることができます。

  • 姿勢を低くして、目線を合わせる
  • 声ははっきりと大きめに、言葉は短く、わかりやすく
  • マスクをしていても目や顔の動きは伝わります、優しい表情で

認知症の方とのコミュニケーションは、信頼関係を築くことがとても大切になってきます。
様々な対応で、忙しく緊張を強いられている状況ではありますが、信頼関係を築くことを最優先にコミュニケーションを取りましょう。

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