高齢者の新型コロナウイルス感染時の非典型的な症状にも注意しよう!

浜松医大学臨床看護学講座 鈴木みずえ

日本でも高齢者の場合、典型的な新型コロナウイルスの症状もなく、亡くなられてから発症されていたことがわかったケースなどもでています。

高齢者では、高熱や咳、息切れが症状としてなく、さらに認知症のある人は言語的に症状を伝えられないため、変化に気づかれにくい状況があります。感染後の早い段階では傾眠傾向、食思不振、失禁、無気力な状態や混乱、注意の低下などいわゆる非定型症状が目立ち、ふらつきや転倒を起こしやすくなるようです。これらの初期兆候を見逃した場合、症状が急速に悪化し、呼吸不全に陥ってから気づかれる場合もあり、最も感染力ある時期に感染対策が取りにくいため、周囲への感染の拡大の危険が増加します。高齢者の場合、早期の対応がその後のクラスター発生の防止策になるかと思います。丁寧な症状のアセスメントと日頃のいつもの状態との比較、さらに高齢者施設では介護・医療職の連携が必要になるかと思います。

引用文献(出典)

https://khn.org/news/seniors-with-covid-19-show-unusual-symptoms-doctors-say/

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