緊急事態宣言おける地域の高齢者のケア:高齢者の生活機能の維持・向上に着目しましょう!

投稿者:浜松医科大学臨床看護学講座 鈴木みずえ

 新型コロナウイルスの感染が急拡大して、2回目緊急事態宣言が発令されました。地方の感染者も拡大しており、今後、緊急事態宣言全国に拡大する恐れもあります。認知症の人や介護する家族の不安が強まり生活を揺るがすことが予測されます。初回の緊急事態宣言では地域の高齢者の4割に認知機能や身体機能の悪化が認められました。2回目緊急事態宣言では、ぜひ、高齢者の影響を踏まえて予防していく必要があります。感染症予防とケアを両立しながら、認知症や身体機能を維持して暮らしを守っていくのか、適度な運動や栄養のある食事、電話・メールなど活用した家族や人との交流の維持が大きなポイントになります。高齢者には感染症対策を行いながら、本来のいきいきとした生活をいかに維持する対策が必要とされています。下記を参考にしていただければ幸いです。

NHK開設室「どうする? コロナ禍の認知症介護~暮らしを守るには~」(くらし☆解説)
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/441463.html        

健康長寿ネット 高齢者版:新型コロナウイルスにかからない・うつさないための「新しい生活様式」
https://www.tyojyu.or.jp/net/topics/tokushu/covid-19-taisaku/new-normal.html

高齢者の場合、症状が顕在化しない場合があり、新型コロナウイルスの重度化の一つである呼吸状態をパルスオキシメーターで評価できます。パルスオキシメーターを用いて動脈血中の酸素飽和度(SpO2)を測定し、SpO2の値が91%~95%だった場合に呼吸不全の疑いになります。勿論、パルスオキシメーターで、新型コロナウイルスの診断はできませんが、高齢者の場合、典型的な症状が現れにくいので呼吸器状態の指標として活用するのも一つの対策になるかと思います。

PRESIDENT Online:コロナ重症化をいち早く察知…医師推奨「パルスオキシメーター」は一人に1つずつの時代だ 数秒で簡単に酸素飽和度を計測可能
https://president.jp/articles/-/42156?page=2

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