『ほっこりかふぇ通信』と『おもいつなぐ ❤️ カード』で心をつなぐ
投稿者 山形県鶴岡市立荘内病院 認知症看護認定看護師 富樫 千代美
2016年から始まった「ほっこりかふぇ」は、鶴岡市の行政をはじめ福祉保健医療各機関、専門職が連携して運営される認知症カフェです。
山形県内に新型コロナウイルス発症者が確認さ れた2020年3月、コアメンバー会議で開催見合わせを決定し、参加者やボランティアの方に電話や手紙で中止の案内をしました。その後、4月も中止が決定した時点で参加者より「ミニ講話、どんなお話しだったか聞きたかった」との話があり、「外出自粛でつながりが薄れるなか今できることはないか」をコアメンバーで考え、「ほっこりかふぇ通信」を作成し、郵送にて配布しました。
内容は、イラストや写真を加えて語りかけるような文体に配慮しています。また、通常時に使用している、参加者との思いのやり取りを行う「おもいつなぐ ❤️ カード」と、休止中の様子を確認するアンケート、返信用封筒を同封して郵送し気持ちの聞き取りを行っていました。
その後、2020年6月から感染対策を徹底し再開に移行しました。
(認知症介護研修研修仙台センター:「認知症かふぇ継続に向けた手引き」より引用)
認知症介護研修研修仙台センター:
「認知症かふぇ継続に向けた手引き」[pdf]
これは『認知症カフェ継続に向けた手引き』に掲載されたわたし達の『ほっこりかふぇ』の再開に至るまでの紹介文章です。
わたし達の認知症カフェがある鶴岡市は、高齢化率35.07%。カフェの参加者には認知症を抱えるご本人やご家族、そして専門職、ボランティアと時には小学生から最高齢者は90歳越えの方もいらっしゃいます。巷で話題のインターネット、zoomの活用もうまく運用できるだろうかと悩みながら選んだ手段は、アナログのお手紙方式。『ほっこりかふぇ通信』この通信文を月に一度心待ちにしてくださる方や、何度も読み返してくださった方、同封していた『おもいつなぐ ❤️ カード』にみっちりとお返事を書いて送ってくださった方、電話をくれた方、様々な双方向のやりとりが、会えない時間をつなぐ一つのツールでした。
かふぇ再開後も、参加できなかったときに通信文を見ればどんな内容であったか確認できて良いと好評で、毎月コアメンバーでミニ講話の内容を要約したページとわたしの認知症ケアのワンポイントアドバイス編などもプラスして発行し続けています。
わたし達の認知症カフェがある鶴岡市は、高齢化率35.07%。カフェの参加者には認知症を抱えるご本人やご家族、そして専門職、ボランティアと時には小学生から最高齢者は90歳越えの方もいらっしゃいます。巷で話題のインターネット、zoomの活用もうまく運用できるだろうかと悩みながら選んだ手段は、アナログのお手紙方式。『ほっこりかふぇ通信』この通信文を月に一度心待ちにしてくださる方や、何度も読み返してくださった方、同封していた『おもいつなぐ ❤️ カード』にみっちりとお返事を書いて送ってくださった方、電話をくれた方、様々な双方向のやりとりが、会えない時間をつなぐ一つのツールでした。
かふぇ再開後も、参加できなかったときに通信文を見ればどんな内容であったか確認できて良いと好評で、毎月コアメンバーでミニ講話の内容を要約したページとわたしの認知症ケアのワンポイントアドバイス編などもプラスして発行し続けています。
『ほっこりかふぇ』に参加される時には、『おもいつなぐ ❤️ カード』を「おもいつなぐポスト」に入れて頂いて、お一人おひとりのおもいを大事につないでいます。
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