投稿者:浜松医科大学 臨床看護学講座 鈴木みずえ
2020年1月の中国・武漢への自衛隊の災害派遣から、第3波が来る12月までの約1年間の医療・ケア現場の様子と日々の暮らしを綴ったさまざまな現場における162人の看護職たちのレポートです。
看護師としての使命感、新型コロナウイルスのために実践できなかった看護に対するジレンマ、突然の感染で希望を失った患者・家族への思い、ウイルスへの恐怖心や差別・偏見に対する怒りや悲しみ、大切な家族への思いなど、看護職であり1人の「人」としてのさまざまな思いが語られています。2020年のこの出来事は保健・医療・福祉の専門職にとって忘れられない記憶になるかと思います。
さまざまな現場で起こっていた2020年の看護現場の状況を振り返ることで、今後、新たに構築しなければならない、今後の看護実践について考える大きなきっかけとなります。
ぜひ、お読みいただければ幸いです。
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