新型コロナウイルス感染症について、WHO神戸センターが、下記のホームページにてWHOが発行する技術的ガイダンス等の専門家・関係者向け情報の翻訳を進めている。
< 新型コロナウイルス感染症関係者向け特設ページ >
また、新型コロナウイルス一般向け情報提供ページにおいても、マスクの着用方法等の情報を一般の人向けに日本語でまとめてある。
< 新型コロナウイルス一般向け情報提供ページ >
新型コロナウイルス感染症関係者向け特設ページの中で、介護サービスにおける新型コロナウイルス感染症の予防と管理として、下記のポリシー・ブリーフが掲載されている。
本資料には、介護現場での新型コロナウイルス感染症の予防と管理のための11の政策目標と重要事項が示されている。また、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの予防、準備、対応のために必要な対応、および介護提供者を含む介護サービス全体の影響を緩和するためにとられた措置について現在利用可能なエビデンスに基づいて構成されている。
介護サービスにおける新型コロナウイルス感染症の予防と管理 [pdf]
本資料より、介護施設ではひとたび新型コロナウイルス感染症の流行が始まってしまうと、制御することが難しいとエビデンスで明らかにされている。英国と米国の研究では、介護施設での発症率は40%から72%であり、集団感染が発生した介護施設のスタッフすべてに検査を行うと、感染率は1.5%から5.9%であることを示していた。
また、複数の介護施設で働く職員が感染源となる可能性も示唆した研究もあり、介護施設に新型コロナウイルスを持ち込まない感染予防対策が重要だと考えられる。
新型コロナウイルス感染症関係者向け特設ページ
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介護サービスにおける新型コロナウイルス感染症の予防と管理
https://extranet.who.int/kobe_centre/sites/default/files/H24_20200724_JA_LTC_policy-brief.pdf
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