投稿者 山形県鶴岡市立荘内病院 認知症看護認定看護師 富樫 千代美
わたし達の『ほっこりかふぇ』は、2020年6月に再開をしました。
認知症施策を検討するコア会議で内容を吟味しながら、月一度の『ほっこりかふぇ』を慎重に行っています。
鶴岡市の新型コロナ感染症対策会議も行われているので、またいつ休止となる日が来るかもしれませんが、つるおかオレンジサポートの会のボランティアの皆さんと、鶴岡市長寿介護課、鶴岡市立荘内病院で感染症対策を取りながら、『ほっこりかふぇ』を継続していけるよう「今できること」をみんなで考えています。
感染症対策について参加者にも理解をしていただき、afterコロナの『ほっこりかふぇ』は運営側も参加者も、ともにみんなで作り上げる居場所になってきた感じがしています。
今年度は、さらに認知症地域支援推進員で認知症カフェモデレーターの 坂東 真由美さんと小学生にも認知症を正しく理解してもらうことや、受診という敷居を下げる一助になる願いもミニ講話に込めて、フェイスシールドをつけて寸劇にも取り組んでみました。
活動再開後の『ほっこりかふぇ』の様子
以前はテーブルを囲んでいました。
「Afterコロナ」後は大会議室へお引っ越し。換気も行い間隔を開いて、みんなマスク装着。
テーブルがなくなり、椅子だけの設置へ。
お茶はコーナーを設けました。お菓子は小包装にして次回の予定と共にお持ち帰りです。
まず検温ゾーン。つるおかオレンジサポートの会のボランティアさんが参加者の熱を測ります。
健康チェック表に名前や熱を記載します。住所も申込みの時に確認しています。
皆さんに手指消毒の声をかけます。
入り口で参加費100円支払いと名札をもらいます。
夏休み企画のこの回は小学生もミニ講話をマスク装着して学んでいます。
ミニ講話では、講師はフェイスガード装着。よく声が聞こえるようにマイクを使い始めました。
認知症サポート医が講師のこの回では、診察室での様子を認知症カフェモデレーター2人が先生と寸劇で熱演。(寸劇中は、表情などもお伝えするため、演者3人ともフェイスシールドでした。)認知症サポート医も、鶴岡市認知症施策のコアメンバーです。
認知症サポート医相談コーナーで相談受ける時は換気+環境配慮。感染対策も取りながら、相談を受けます。
参加者さんの作品持参に、マスクでジェスチャーもアイコンタクトもしながら、それぞれコミュニケーション。
コメント